ギルド屋さん

遊戯王

【たったかた】

禁止エラッタ

にわかに騒がれまくってますが、これどうなんでしょう。僕は「イラスト変更」さえしてくれたら賛成です。



■ 年明けから初代主人公である「武藤遊戯」をフューチャーした2つパックの販売、そして来年には映画化と既存ユーザーではなく復帰ユーザー獲得のためのプロモーションが続きます。完売となった「コロコロアニキ」にしても、親子で楽しめる事をテーマに掲げ成功している「ポケモン」にしても世代を越えるプロモーションが流行っています。



レアリティコレクションでの大盤振る舞いも含めて、新規復帰ユーザーを獲得しようという動きです。(レアコレは初版限定との話もありますが…)



■ 今年のコナミ

・テキスト整備
・禁止カードのエラッタ
・ルール整備
・ルールマスター設立
・フロアルールの訴えかけ(定義付けは未だ)
・制限改訂の短期化
・ストラク含め再録強化
・アニメカードの再現率アップ


アニメ販促から大きく飛躍して、プレイに寄り添った施策を取っています。改訂短期化は物議を醸し出してはいますが、その都度話題には上がるのでプロモーションとしては成り立っています。



ただ短期化に伴うシングルレート短命化により各ショップや資産問題が生まれているので、ここは来年から改訂期間の見直しなり、流通量の調整によりバランスを取ることが求められる部分です。



最近トラブルが続く「カードサイズ」についても確実に是正しないとコレクターが離れる要因となってしまうので、規範を再確認・再設定すべきです。リコール出しまくってる自動車会社の車に乗りたい人は居ません。けん玉しっかりしよ。




■『禁止カードのエラッタ』については、ダークダイブボンバーから始まりカタパルトタートルのような禁止でなくともプレイ環境に影響を与えるカードが改変されてきた年でもあります。



テキスト弱体化に伴い、既存ユーザーからは過ごしてきた時代を削がれるような思いに駆られ反発の声もありますが、これからの新規復帰ユーザーについてはどうでしょう。



現状、禁止制限リストを眺めるだけでも苦労するような長期リストになっています。改訂の短期間により、その都度コナミで禁止カードについて意見が交わされるとなれば、使えないカードを毎回考えるので、膨大な時間の浪費となります。



それならエラッタにより違うカードにしても変わらないんじゃないのかなぁと思います。



ただ禁止カードのエラッタ再録の際にやって欲しいのは『イラスト変更』です。既存ユーザーとの線引きを作るためにも、あのイラストは伝説の禁止だった、このイラストは未来のために丸くなったと割り切れる部分は出てくると思います。



カードバランスはメーカーとユーザーとの間に生まれてきた歴史であり、思い出でもあります。禁止カードで遊ぶようなタイミングでもイラストが2種類あれば、歴史は輝きを失わないのかなと。



復帰ユーザーにしてみれば、引退時に苦手だったカードが整備されているのは好ましい。もし自分がダークダイブボンバーに焼殺され、遊戯王から離れていたとしたら現状のエラッタの報は良い方向に捉えると思います。


「だよね」という苦笑いを含めながら再度遊戯王を手にとり、また一緒に遊べるとしたらこの上ない事です。



皆さんもいませんか?もう一度戦ってみたいデュエリスト


まず何より僕ら自身がそうでなければいけませんね。