おつよす 看板モンスター
12月6日 遊戯王OCG「STRUCTURE DECK -シンクロン・エクストリーム-」
『スターダスト・ウォリアー』
シンクロモンスター
星10 風属性 戦士族 3000/2500
Ｓモンスターのチューナー＋チューナー以外のＳモンスター1体以上
① 相手がモンスターを特殊召喚する際に、このカードをリリースして発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
② このカードの①の効果を適用したターンのエンドフェイズに発動できる。その効果を発動するためにリリースしたこのカードを墓地から特殊召喚する。
③ 戦闘または相手の効果で表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。エクストラデッキからレベル８以下の「ウォリアー」Ｓモンスター1体をＳ召喚扱いで特殊召喚する。
レベル８以下
テキストが変更になった？掲載ミス？として話題の１枚。紙面やらかしとしては、無限射出となる予定だったライトパルサー事件再来です。
実際に発売されてしまったＥ・ＨＥＲＯ グレートトルネードの守備力ミスのように『読み替えてご使用ください』とならなかっただけでも幸いでしょう。
今回は単なる書面編集上のミスとして好意的に見れば、カード作製時に「ループに気付いている」・「調整している」と捉えることも…
『スターダスト・ウォリアー』その効果は
まず、《昇天の黒角笛》からの自己蘇生を内蔵。『相手がモンスターを特殊召喚する際～』というのはチェーンに乗らない特殊召喚を指すので、白枠黒枠キラーです。逆にチェーンを組む融合儀式にはノータッチという具合です。
『スターダスト・ウォリアー』に１度効果を使わせ墓地にいる間に『トリシューラ』で墓地から抜く、エクシーズならば『深淵に潜む者・ラブソディ・ウロボロス・ショック』、汎用トラップでは『虚無空間・神の警告』等でも自己蘇生は防げますが面倒極まる。
ブレイクスルー等で事前にスタダウォリアー無効化しておけば特殊召喚を消されないので、復活もしてきません。対応としてはそちらが丸めです。
ただ、無効化後に場を離れてもエクストラからウォリアーを呼ばれてしまうので、アークナイトで素材にするといった場を離れずに処理する方法も求められます。
新テーマの【インフェルノイド】は下級の皆さんがDDクロウ持ちなので、自己蘇生には対応できそうです。ただ、シンクロモンスター故にスタダウォリアーを出さなければいいという決着w
墓地からも蘇る【インフェルノイド】は、チェーンに乗らない召喚ルール効果？それともチェーンに乗る起動効果？という点も気になります。
【インフェルノイド】のように墓地から蘇る系の《ダーク・シムルグ》《魔轟神ソルキウス》の裁定は起動効果なので、これもまた気になる所です。なんかもう《生還の宝札》帰ってくる気配さえ無いですね。インフェルノイドは宝札無し前提のカードデザインですもん。
■ 話は戻り『スターダスト・ウォリアー』は、チェーンに乗らない特殊召喚を消せるので『ペンデュラム召喚』に対しても盾になります。これはライオウも同様ですが自己蘇生する《スターダスト・ウォリアー》は話が変わります。ターンに１度のペンデュラム召喚に対して、スタダウォリアーの毎ターン無効は何者レベル。
■ そして第３効果である【戦闘または相手により場を離れた際にエクストラからレベル８以下のウォリアーを特殊召喚】
安易に倒すと『スターダストウォリアー→ロードウォリアー→デビルフランケン』というルートさえあります。呼び出したウォリアーは効果無効にならず、シンクロ召喚扱いなんてw
戦闘耐性のある『スカーウォリアー』で延命、サルベージ持ちの『ドリルウォリアー』といった懐かしい顔も覗いてます。
戦闘によって場を離れてもウォリアーの特殊召喚効果は働くので、自爆なり強制転移で奪われたスタダウォリアーを倒しても発動します。
■ 最期にスタダウォリアーの召喚条件について
『シンクロチューナー×シンクロモンスター』を用いるレベル１０シンクロ
【シンクロチューナー】
フォーミュラ・シンクロン
焔紫竜ピュラリス
波動竜フォノン・ドラゴン
ＴＧ ワンダー・マジシャン
ライフ・ストリーム・ドラ ゴン
アクセル・シンクロン
『波動竜フォノン・ドラゴン』に加え、新カードの『アクセル・シンクロン』もレベル変更効果を持っているので、相方はどんなレベルでも『スターダスト・ウォリアー』が飛び立てます。
『フォーミュラ、ワンダーマジシャン、アクセル』と相手ターンシンクロが尖っている面々なので、より【竜星】の立場が危うくなるというオマケ…
ストラクテーマである【シンクロン】も順当ですが、トークンを生み出すチューナー《幻獣機オライオン》有する【幻獣機】、《ロードウォリアー》を万能サーチとして使える【ディフォーマー】辺りで何とかならないかな。１１月に新規チューナーも登場する【ディフォーマー】は、スタダウォリアーも含めて地味に強化が続く年です。
