カジュアル路線化
「コンセプトデュエル」
「決闘王の記憶」
「アニメカードの忠実再現」
「ストラクチャーのキャラクター推し」
ここの所「カジュアル路線」をひた走る販売戦略を取っています。
ルールマスターの整備等、試みは始まっていますが、大会が細くなっても先はあるのか?
第二回ルールマスターは500カウント程度が受かった模様ですが、年度毎に白紙となるのでリリースする時間は浪費とも考えられます。更新制度でジャッジもランクアップしていく方式を取らないと、繋がっていきません。
そもそも「ルールマスター」の位置付けもよく分からなくて、少しでも店員に負担をかけない為にユーザーから有志を募ったのかな?と思いきや、ボスデュエルを時給が発生している店員に担当させたりと謎。むしろ店員ジャッジには腕章まで配布と歓迎の意向さえあります。その名の通り審判ではなく、遊戯王を教える「ルールマスター」を増やしたいのか…公式の考えを伝えるためのテストなのか。
"審判"と"ルールマスター"は別物?
今回前回とルールマスターの主旨となっている"楽しく遊戯王"というだけならジャッジなんて不要なので、フロアルールの整備にしても「当日のジャッジに丸投げ」ではなく明確な線引きを求めます。いくら志溢れる立派なマニュアルがあったって、現場がマクドナルドの工場のような状態では…
店舗・大会の雰囲気や方向性、地域性を尊重するという形で曖昧になってますが、どこでも遊戯王が遊べるという意味では離れてしまいます。
非公認大会という形で店舗は好きにやれるので、公認大会はルールに則り厳格で敷居の高いものであってもいいと思います。カジュアルを楽しむ「遊戯王の日」を設けたので、今度は逆位置にある大会があるとトーナメント意識の高いプレイヤーにも訴求できます。
ただ、入賞商品も含め非公認・CSがガチの流れなので、ライトユーザーの居場所を作る為に公式は楽しく遊戯王を掲げていくのか。
本年度選考会での非常食・レイボーライフの規制。他の回復カードを使ったプレイヤーこそいましたが、規制自体に不満の声は聞かれませんでした。マニュアルではなく"ルール整備"が求められている1つの形だと思います。
そして個人的要望4つ
● ブースタードラフトの整備
● 大型公式イベント
● 世界制限統一
● 世界同時販売
海外ではブースタードラフト用のバトルパックが発売され、今でも続いてます。世界大会で誰も得しない意味不明な制限リストを作るくらいならドラフト採用しちゃえばいいのに笑
第三世界のお祭り見ても、つまらんぜよ…
2014年7月31日に海外で発売となったブースタードラフト用のパック「Battle Pack 3 : Monster League」では、遊び方としてモンスターは"全ての種族"を持つという特殊ルールが追加され、特定種族をサポートするカードが多数収録されています。縛りまみれの遊戯王を広げる策の1つです。
国内でもテーマパックではない再販パックは、ブースタードラフト用に作ってくれたらなぁと常々。勝負のためならガチユーザーほどパックを剥くと思います。店舗が販売用に剥くパックの幾らかをドラフト用に回せたら面白いですよね。ドラフト大会×限定スリーブ…
他にも「ジャンプフェスタ」の勝ち抜き戦で勝率の高い人を対戦動画卓に呼び実況を交えた放送や、アニメデッキ・ユニークなデッキを回している人を捕まえて解説なり、イベントを通して遊戯王の楽しみ方の拡充を狙えます。
悲観
誰でも参加できる限り「ちょっとアレな人達」は無くならないので線引きは必要です。公表なりブラックリストといった慣例は作っていいと思います。実際、地域間で締め出されている悪質プレイヤーもいます。
残念ながら群馬CSの返金騒動以降、大会運営の流れも変わり、何様のつもりだろうというプレイヤーが増えた事も言葉にならず、それがSNSで目立ち広まる現状も…
ひと昔前は冗談で言われていた
「大会に参加するのではなく、大会に参加させて頂く」
皆口には出しませんが、どこかそういった気持ちからCSは広まっていったのに、毎週開かれる事で変な部分が当たり前になってしまった。