ギルド屋さん

遊戯王戯遊

【世界大会考察】


【準優勝を飾ったのか、準優勝に散ったのか】

ちょろっと世界大会について思うところを並べてみるコーナーです。


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これまで世界各国で執り行われてきた選考会の模様はこちらで確認できます。


World Champion Ship 2014 遊戯王世界大会情報(デッキレシピ・大会結果)まとめ - NAVER まとめ

Yu-Gi-Oh! World Championship Qualifier 2014 | Road of the King



【結果】

8/9(土)、8/10(日)
「Yu-Gi-Oh! World Championship 2014」
地域:イタリア・リミニ
形式:予選スイスドロー5回戦(小学生4回戦)+本選トーナメント3回戦


《一般の部》
1位:【インフェルニティ】
2位:【AFハンド蟲惑魔】
3位:【インフェルニティ】
4位:【武神】


《小学生の部》
1位:【武神】
2位:【マドルチェ】
3位:【インフェルニティ】
4位:【インフェルニティ】



【命運は】

カードプールとしては「デュエリストアドベントまで」と日本のOCGではなく、海外のTCGのそれに近いというよりほぼ準拠された制限での開催となった今大会。


最多使用デッキはTCG環境の流行を受け継ぐ形での【ギアギア】でしたが、結果は【インフェルニティ】【武神】が優勝。個別カード的には「ソウルチャージ」の活躍が際立ちを超えるものでした。MVPどころかデザイナー去就論まで発展するようなゲームを生み出していた同カード。


トップがソウルチャージでなければ・・・あの1枚がソウルチャージでなければ・・・劇的かつ無情でした。中継を見てる側はソルチャ握ってるの分かりますからね。そこは奈落で除外しておいたほうが後々違うのにといった場面もあったと記憶します。ギアギアのつり天井や、武神のカイザーコロシアムもソルチャへの抵抗として姿が見えました。



未来の投獄カード「ソウルチャージ」もそうですが、今制限でキーとなるのは「大嵐の有無」だったように思います。


大嵐からのモンスターによる返しがOCGのようにないので、基本的にモンスターを抑えるトラップは先置きのガバ伏せとなります。ハリケーン時代の国内遊戯王もその傾向が見受けられました。奈落激流を握っていても手遅れです。何より今大会にはモンスターを並べる「ソウルチャージ」が蔓延していたので、それはより傾倒します。


すると、そこに狙いを澄ませる全壊屋「ヴェルズ・ビュート」の価値・必殺の具合がブラフを吹き飛ばす意味も含め上昇します。今大会でも【マドルチェ】が固めた場をビュートが吹き飛ばすシーンを何度も確認できました。


ビュートを呼ぶ「レベル4を並べる」という行為が大嵐のない環境のリセットスイットとなり、相手のソウルチャージへの解答さえ担う形となっていました。そこを鑑みてTCG環境はビュートを呼べる【ギアギア】【武神】に向いていたのだと思います。ビュートで破壊してしまうと裏目となる「アーティファクト」「ハンドモンスター」が裏目として存在していましたが、モラルタが制限ということで使用率を落としたことも価値を押し上げる一因です。



海外勢が扱っていた「昇天の黒角笛」はビュートも意識できる選択。実際今大会優勝者の【インフェルニティ】にはビュートが2枚採用されています。それだけで理解度が伺い知れますが、先手ブン回しパターンと、後手ビュートによる瓦解が狙いの構築です。自己特殊持ちの「俊足のカバザウルス」「簡易融合」はその両方を叶えるパーツとなっています。回されると実質終わる【インフェルニティ】に対し、本命の伏せをサイクロンから散らすために置いたブラフ諸共持っていくビュートの偉大さを大会を通して感じた次第です。


あわよくば、インフェルニティガンに剣を立てるAFモラルタの勇姿が見たかったですが、それもまた語り草になっていくのが世界戦。



ではまた!!